笑顔・笑顔のサンタクロースマラソン [ニュース]
12月24日京都の鴨川河川敷で全員サンタクロースの格好をしたマラソンがあった。丸太町橋から四条大橋まで南下して折り返し、荒神橋まで北上折り返しの100分間マラソン。この日は母親に背負われた5カ月の赤ん坊から79歳になる自営の年配者やペット犬など100人近くが楽しんだ。
サンタマラソンは今年で9回目となったが、始めたのは走ることが好きで仲間が増えていった民間の人たちだ。2002年の「びわこスイムマラソン」に参加し、お世話になった方などとのふれあいに感動した。ただ走ることから走りを創ることに喜びをみいだした貴重なマラソンだったことになろうか。そして今回取材すると「仲間を作り楽しむ」気持ちが随所に散りばめられていた。年齢を超えた人が好きなように声をかけたり、タイムを競うのではなく自分にあった走りができることであったり、なによりもサンタクロースというわくわくする道具仕立てがそうさせていた。
大会には1歳5カ月の子供をベビーカーで押しながらの親子、着物姿のサンタさん、今年話題の鬼太郎やねずみ男スタイルのサンタも懸命に汗を流していた。最年少の赤ん坊を抱いた母親は「今回はじめての参加です。日頃走っていないのでこのような楽しいマラソンは大歓迎。5カ月から走り始めたといわれるようなマラソンランナーに子供がなると面白いですね」と話してくれた。レース後にはプレゼント交換というクリスマスらしいひとときも用意された。スタッフもランナーもサンタ姿というだけで笑顔はじける1日となったようだ。(2010/12/24PJニュース掲載予定)
(左)真っ先に先頭に出る子供たち(右)とにかく笑顔・笑顔の参加者たち
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