SSブログ
-| 2010年10月 |2010年11月 ブログトップ

ナラ枯れ西山に拡散、市内の山々全域で被害 [ニュース]

 今夏の猛暑で被害が拡大した東山のナラ枯れ被害が市内全域に拡散している。秋の紅葉の季節を迎えて山々は例年と違う風景を見せようとしている。嵯峨野の東の入口となる広沢池の背後にある遍照寺山も目視で三分の一が枯れて無残な姿を見せている。
源氏物語にも登場して、京都人には「雅」の代表的な景観を醸し出してきた山もダウン寸前である。夏に報告のあった吉田山、大文字山などの東の代表的景観と同じような状態と言える。京都府・市の調査では今夏2万本近くが枯れたとしている。

 10月29日ようやく近畿6府県と三重県、林野庁近畿中国森林管理局が合同の対策会議を開いた。被害は1991年に出始めたことが報告されているが、すでに20年を経過している。その結果とくに京都府は9割を占める被害となっといる。府は9月補正予算で1000万円の対策費を盛り込んだ。里近くまで及んできた被害対策を食い止めるため伐採を中心とした費用に充てるという。
(JANJANブログニュース 2010年10月31日発記事化)

ナラ枯れの遍照寺山中心部↓

 10103101.jpg

同じく山全体の風景↓

10103102.jpg

10月31日の広沢池と遍照寺山↓

10103103.jpg

 

参考写真

広沢池は古来からの嵯峨野散策への入口。2007年11月23日の風景↓

10103108.jpg

2006年11月28日の広沢池↓

2168.jpg

2004年11月24日の広沢池↓

04112408.jpg

ナラ枯れが京都東山で拡大中。山背 龍

ナラ枯れが爆発的に拡がっている京都の大文字山、吉田山。山背 龍


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

速報!鞍馬の火祭の町中 [ニュース]

10月22日の鞍馬の火祭、今年は上の村と中の村との両地域を行き来しての撮影。三脚と3尺脚立を持って、見物人の中を突進。主に子供たち、青年、大松明の並びなどをメインにした。

S5491子供が担ぐ

SFT_5491 [].jpg

S5566隣町とのあいさつ

SFT_5566 [] (2).jpg

S5589挨拶に集まる大松明↓

10102220 [].jpg

S5537街道を進む↓

SFT_5537 [].jpg

S5524大松明を担ぐ顔

SFT_5524 [].jpg

S5523剣鉾の前でのお迎え↓

SFT_5523 [].jpg

D4716重さに耐える

DSC_4716 [].jpg

S5552バランスをとる↓

SFT_5552 [].jpg

S5583剣鉾立てる ↓

10102221 [].jpg

D4736重なる大松明

DSC_4736 [].jpg

京都の奇祭と言われる鞍馬の火祭が10月22日夜京都市左京区鞍馬一帯で行われた。18時の「神事にまいらっしゃりませ」と白装束の青年が街道筋に告げて通ると一斉にかがり火に火が入った。まず幼児や子供たちが小松明を「サイレイヤサイリョウ」の掛け声とともに町の中を行ったり来たり。そして長くて4メートルもある大松明が燃えだし数人がかりで担いだ青年たちも町内に繰り出した。

地元の鞍馬小学校は全生徒14人と少子化の真っただ中にある。940年に由岐神社を鞍馬に遷宮したことから始まったとされる祭り。それだけに行く末が心配な面もあるものの、子供たちには大人に交じって歴史のある祭りに参加できるとあって大いに楽しんでいた。担いだ背中から火の粉が落ちるので独特の衣装で身を守りながらの練る歩きだ。

祭りは4つの地域に分かれた鞍馬の町をそれぞれの町内を松明を担ぎながら肩慣らしをして、地域の境目に松明が集まるとお互いに挨拶しあい振る舞い酒を飲み空かす。そして20時30分ごろ家に立てられていた剣鉾を道の中央に立て始めた。松明も神社石段下に集合して立て燃やしつくす。街中が火の海となる瞬間で、祭りは最高潮となった。界隈には身動きできないくらいの見物人が押し寄せていた.

 


タグ:鞍馬の火祭
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

桜に異変、京都賀茂川で山桜咲き誇る [ニュース]

京都で桜がこの季節咲きだした。賀茂川では上流の西賀茂橋付近で2本がほぼ満開状態となっている。川べりを走ってみると多くの木で葉がすでに落ちていて、温かさが続くとさらに増えそうだ。この夏の高温で葉が枯れて落葉したためらしい。

京都では東山や北山でこの夏、いわゆるナラ枯れにより葉が赤茶色になった。それに続いての異変。この季節に花をつけた木は来春には咲かないと言われ、春も歯抜けの花見になる可能性もある。

賀茂川から少し下流の府立植物園でも山桜が咲きだしたり、平安神宮の左近の桜が咲いて話題にもなった。こちらもヤマザクラという。熊が街に出没している折、植物の世界にも異変が続いている。

10102001.jpg

賀茂川右岸で咲いた山桜↑

10102004.jpg

同じく志呂久橋下流に咲いた桜↑

10102003.jpg

府立植物園では染井吉野にも花が咲いた

植物園のソメイヨシノは葉がすべて落ちていた。数枚の葉が枝に懸命にしがみついている。しかも緑葉なのでまだまだ頑張りそうだ。従って、今年は桜の紅葉はみれない。

10102008.jpg

一方近くにも桜が一輪二輪咲いた木があった。見てみると「子福桜」と名があり、こちらは春と秋に二度咲くというのだ。しかも八重で白からピンクに変わるという。今の様子だと11月に入ると満開になるのではないか。市内の妙蓮寺には10月から4月まで咲いている桜もあるのでおもしろい。

10102002.jpg

子福桜↑


タグ:ニュース
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

上賀茂神社で笠懸、馬上から的を射る [京の歳時記10月]

10月17日午後京都市北区の上賀茂神社で馬場を走って馬上から的を射る笠懸神事が行われた。流鏑馬と違って的が竹矢来で囲まれた中にあって馬上からは狙いにくいのが特徴。合計2組10人の武田流の射手が2回ずつ駆け抜けた。

上賀茂神社の笠懸けは1214年に後鳥羽上皇が大々的に催し、以降弓馬の奨励につとめたといわれる。鎌倉時代に最盛期を迎えた。その後上皇は「承久の変」で隠岐に流されて以降行われなかった。2006年に上皇時代の資料をもとに復活した。笠懸はより実践的なもので218メートルの馬場に往復5つの的を射抜く。最初60センチの板の的で腕慣らしした後、目玉の形をした小さな的をねらう。。さらには馬場を戻るときにも小笠懸という低い位置に立てられた12センチの的を射る。何といっても馬のスピードがものすごい。これを八幡太郎義家の子孫である甲斐源氏・武田が受け継いだ。現在は社団法人大日本弓馬会が伝承・普及につとめている。

この日は快晴に恵まれて見物日和になった。すべての的を射る射手は出なかったものの小さい的を射るたびに拍手を浴びていた。また、神事の進め方も古来の儀式を取り入れているので歴史フアンにとっても魅力ある1日となった。(PJニュース10月18日掲載)

10101601 [] (2).jpg
 弓を授ける儀式
10101606 [].jpg

 

的を射る武田流の射手

10070204 [].jpg

 

大笠懸で見事的を射る

10070205 [].jpg
小笠懸で的を射る
10101602 [] (2).jpg
馬場を試す女性射手
スピードのある馬上から的を射るのは難しい。今回の撮影ポイントでは的にほとんど命中しなかった。従って以前の撮影でその雰囲気を見てもらおう。↓ 見事まとが散っている。
774.jpg


 


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:地域

大原のコスモス満開 [京の花名所]

花の中を歩く

10101601 [].jpg

 

左京区の大原三千院参道の中ほど南側にコスモス園が広がる。10月16日は晴れで満開となった。ここしばらく街中の催事の撮影が続いたこともあって、事務所から二輪で20分の大原に向かった。コスモスはなるほど里の中に拡がっていた。

SFT_5365b大原 [].jpg

 

刈りとりを終えた田んぼの中に一面の花畑だ。京都のコスモスと言えば西の高尾パークウェイにある園が花畑としては大きい。コスモスは里の中に小さな群れをつくって咲くとそれはそれで風情がある。大原もあちこちでその風景は見ることができる。

07091401 [].jpg

 

ただ花畑には花畑の美しさがあっていいものだ。定番のアップ写真を2枚ほど。光がすかして撮るのも花の魅了くである。

10101602 [].jpg

 

一方花弁に虫が寄ってくるのもいいが、時間のない当方にはその待ちができないので、茎の下のほうに隠れて咲いていたのをみつけた。こちらは上に伸びた花と違い回りが緑の中なので雰囲気も変わるものだ。

10101603 [].jpg

大原から車で10分西へ峠を越えると静原という里がある。こちらもコスモスは転々と咲く。町おこしにコスモス祭なども先週やったりしている。その里でススキと共存して咲いていたのを見つけたのでその1枚。
10101605.jpg
 

 


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:地域

人形供養祭写真追加版 [京の歳時記10月]

撮影 2010年10月14日9時20分入り 終了12時

会場 京都市上京区 宝鏡寺

行事名称 人形供養祭 

SFT_5280人形塚 [].jpg

 

人形塚

10月14日午前京都市上京区の宝鏡寺で、境内にある人形塚にこの1年間に納めた人形を供養する法要が行われた。1959年に京人形商工業協同組合が人形を彫った石の塚を作って供養したのが始まりで52回目となった。 供養祭は吉野太夫や小袿(十二単を着ている)が献茶や献花などをした後、尼門跡寺院にふさわしく数人の尼僧が読経を唱える中で関係者や一般客が次々に焼香した。

この日は「雛人形」や「市松人形」などに限らず「羽子板人形」「ぬいぐるみ」「フランス人形」など500点が焼香台の奥に置かれた。見た目にはまだ飾っても差し支えのない人形もあって参拝者は「まだきれいですね」とささやいたりしていた。法要のあと本堂に場所を移して一弦琴や吉野太夫の「いにしえ」舞が奉納された。 

会場となった宝鏡寺は1644年に後水尾天皇の皇女理昌尼王(りしょうにおう)が入寺してからは尼御所となった。幕末の皇女和宮の寵愛品などを所蔵していて、通称「人形寺」として名高い。雛祭りの3月には雛人形を中心にした展示が人気を呼んでいる。(ライブドアニュースPJニュース10月15日掲載)

ライブドア ニュース・PJニュース使用写真↓

10101405.jpg

SFT_5293人形供養祭 [].jpg
供養祭会場(人形塚前) 左奥に人形群
SFT_5288人形供養祭 [].jpg
お参りする吉野太夫など
DSC_4412ninngyou [].jpg
 尼僧の皆さんの読経
SFT_5276人形供養祭 [].jpg
当日の式次第
SFT_5302人形供養祭.jpg
供養人形が見まもる中での供養祭 
DSC_4400人形供養祭 [].jpg
 集まった人形
DSC_4419b.jpg 
一弦琴奉納
SFT_5321人形供養 [].jpg
「いにしえ」を舞う太夫
少し抽象化した太夫舞↓
SFT_5316人形b.jpg
この抽象化した写真は今回撮影したかったsfo-takaの太夫の印象。ニュース原稿を書くので久しぶりに「報道」の腕章をつけての取材。ただし、撮影は並んで入った。宝鏡寺本堂は舞の舞台としては最高ではないか。バックの金主体の屏風が衣装とあいまっていい。加えて床の黒が幽玄でさえある。庭の明かりで場内はそれなりの光があるので撮影できた。
琴は中村さんという女性の演奏であった。これも印象化している。

nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:地域

粟田祭の剣鉾が差す [京の歳時記10月]

撮影日 2010年10月11日 12時~16時

撮影地 蹴上、白川東通

祭礼名 粟田祭神幸祭

粟田神社の剣鉾は祇園祭が欠番の年には代行して行ったといわれている。ただし、剣鉾はこちらが本家本元との自負がある。それだけに剣鉾に対する思い入れもすごいものがある。氏子町内では18もの町で12燈とともに飾るのが習わし。そのうち近年では6基が列に加わり差している。

DSC_4367 [].jpg

 

10101101.jpg

 

SFT_5220 [].jpg

 

SFT_5257 [].jpg

 

SFT_5265 [].jpg
10101103.jpg
SFT_5253 [].jpg

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

三栖の炬火祭(たいまつさい) [京の歳時記10月]

撮影日 2010年10月10日 17時~20時30分

撮影地 伏見区中書島界隈

祭礼名 三栖の炬火祭

1300年前壬申の乱、後の天武天皇が近江朝廷との戦に向かう途中この地域を通過した時かがり火を焚き照らしたのが由来とされる。炬火は高さ役5メートル、直径1.5メートル、重さ1トン。担ぎ手約30人。京橋まで歩く。点火は20時。

SFT_5183 [].jpg

 

DSC_4354 [].jpg

 

SFT_5200 [].jpg

 

DSC_4358 [].jpg

 

DSC_4360.jpg

 

DSC_4361.jpg

 

 

 

 

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

平岡八幡宮祭の剣鉾と秋の祭礼

撮影日 10月10日10時~12時

撮影地 右京区平岡八幡宮

祭礼名 平岡祭

 平岡祭平岡八幡宮には京都市の無形文化財に登録された剣鉾差しの妙技が残っている。秋の祭礼でこの技を披露する。今年は3基が出た。その最新画像 

SFT_5145 [].jpg
SFT_5140 [].jpg
SFT_5138 [].jpg

 

SFT_5065.jpg


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

-|2010年10月 |2010年11月 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。