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府立植物園の紅葉見ごろ [紅葉]

モミジやイチョウなど500本もの樹木が紅葉する京都府立植物園は11月20・21日に「オータムイン植物園」を開催した。好天気に恵まれ、紅葉も見ごろとなったこともあって予想の入場者を上回り両日で1万人(推計)となった。23日の祝日も開催する。

京都府立植物園は1924年に開園した歴史を持つだけに1本1本の植物が地域の景観を作る役割も果たしてきた。園の中央北部に「半木(なからぎ)の森」が残るのはその象徴でもある。同じ左京区下鴨神社境内にある糺の森とともに貴重な自然林をかたどっている。その半木の森周辺にある4つの池周りにモミジが集中していている。特にこの日には黄色のカエデが太陽に照らされて浮かび上がり散策中のすべての人が感嘆の声をあげて見入っていた。

地下鉄北山駅ができて地上に出るとすぐ北門という好アクセスに恵まれたにもかかわらず年間60万人と言う来場者数で推移していたが、4年前に70万人を超えた。以降増え続けて昨年は77万人となった。同じ園でいうと市立動物園の入場者も今年80万人が見込まれるという。条件は違うもののなにやら似通った数字となっている。公立でしか維持できない大きさの植物園だけに今回のオータムインのような散策ツアー、植物クラフト体験、ふれあい動物園、講演会などいろんなふれあいを通して多くの府民が足を運ぶことを期待したい。
(11月22日PJニュース掲載予定)

半木の森の池周りに集中する紅葉の見晴台に人が集まる↓

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池で泳ぐカモに秋色濃厚↓

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黄色のカエデが逆光に映える↓

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池周りの紅葉は赤一色だ↓

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まるで水彩画のごとく池面が揺れて↓

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記念撮影にもってこいの場所だ↓

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木立の向こうに見える紅葉↓

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赤だけでないハナミズキの紅葉と実↓

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最後にカエデ葉そのもの↓

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なお、京都写真公式ブログにも違う年の植物園の紅葉を掲載しています。

 


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