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阪神高速京都線開通、河原町通りも延長 [ニュース]

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左側が河原町通り南行き、中央に西鴨川高速入口、右側が河原町北行きの各車線

3月27日15時阪神高速8号京都線の鴨川東~上鳥羽間1.9キロが開通した。今回の開通によって山科方面から大阪方面に直結することになったとしている。2008年1月に都市高速として上鳥羽~第二京阪道路5.5キロと2008年6月に山科~鴨川東の稲荷山トンネル(2.7キロ)が開通していたが、それに接続することによって全線10.1キロとなり工事は終了した。十条河原町で終わっていた河原町通りも接続道路として長さ220メートルと短いが竹田街道の勧進橋まで延長された。

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高速へ引率される初走の車両。右のパトカーがいるあたりが高速出口

京都線は直接名神や阪神の他の高速には繋がっていない市内完結の単独都市高速。今回の完成区間は鴨川を渡り大きく南西方向にカーブして上鳥羽までとなっている。それだけに従来からあった竹田街道勧進橋からの景観は大きく変化した。城南宮北にかけても近鉄京都線高架、名神高速の高架より高い場所に高架部分を設けたことで市内南部の風景は一変していた。

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上鳥羽口から鴨川を渡る高速

この日の開通の様子を鴨川西口でしばらく見た。大阪方面行に開通待ちをしたのは京都以外のナンバープレートが10分前位から並びだし開通までに17台が待機した。一方京都方向に降りてきた車の府内と府外の比率はほぼ五分五分であった。接続道路となった河原町通りから高速に乗りいれた車はほとんど見れなかった。市民としてはこの接続道路の活用の方が気になるところである。

産業集積地としてこの高速周辺を推進する京都市は第二京阪と繋がった効果を強調している。また山科方面から伏見南部や大阪方面へのアクセス性向上、例えば山科区役所から八幡市役所までがさらに20短縮されるとしている。しかしすでに稲荷山トンネルは当初予想一日1万台が開通1カ月では1日2千台という報告もされている。この日の開通で当初の予想通りになるかどうか注目したい。

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左は近鉄高架をまたぐ高速右は名神高速をまたぐ京都高速


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