シャンパンゴールドになった北山通り [ニュース]
京都市営地下鉄が1990年に北山駅、97年に松が崎駅の開業とともに増えたウエディングハウスが並ぶ京都の北山通りがクリスマスまでの期間「シャンパンゴールド」色のイルミネーションでライトアップされている。その距離約2.4キロに7か所の教会や式場があり、付随するレストランを加えてクリスマスムードを演出し市民を楽しませている。北山ウエディングストリートという名前がついた。 その中の老舗ともいえる京都ノーザンチャーチ北山教会は全国のイルミネーションランキングで9位になったこともあるという人気スポットとなっている。イブが近くなるにつれて1日1000人の見学者が2時間の開門中に来るというのだ。とくに今年はウエディングプランナーの成沢さん(女性)がサンタクロースに姿を変えて案内役を買って出ている。しかも、カップルや家族連れの見学者のカメラを預かって記念写真を「パチリ」とやるサービスぶりである。
しばらく取材しているとこの時期はまだ見学者はちらほらではあるものの、広場に置かれた小さなテーブルにペンと鈴の入ったカゴが置かれている。願い事を書いて約2.5メートルのツリーに吊るすのである。新年のおみくじならぬ「聖なるベル」で、イブの日に牧師が願いがかなうようお祈りしてくれるというのだ。他にも行ってびっくりの人形もお迎えしてくれる。10月22日には100万人のキャンベルナイトがすべての電気を消して北山全体で行なう予定。またノーザンチャーチ北山教会の見学は17時から19時までとなっており、式がなければ教会内部も見学できる。また通りは車の多いメインストリートになっており、歩道を歩いて見学することをお勧めしたい。
ノーザンチャーチ北山教会
アンジェ教会
ノートルダム女学院も北山通りに面しているが、イルミネーションは少し南に輝く